使用改良材(DF剤群)

DF剤について

DF剤は、主原料として石炭焼却灰(フライアッシュ)をリサイクル活用、他に高炉セメント・石膏・不溶化剤等が配合された改良材です。
《主成分》酸化カルシウム・硫酸カルシウム(CaO・CaSO4)、酸化ケイ素(SiO₂)、硫酸アルミ(Al₂SO₄)、他

目的 製品名
土質・地盤改良用 DF剤N号
産業廃棄物(建設汚泥)処理用
及び農用地整備用
DF剤2B号
DF剤2号(増強型)
自然由来重金属不溶化 DF剤S号

特徴

品質

強度発現性

第3種改良土(qc=400kN/m²)〜第1種改良土(qc=1,000kN/m²)以上
施工目的・設計条件に合わせて強度発現の対応が可能です。

環境

環境親和性

石炭焼却灰の有効活用による資源循環型社会の推進を目指します。
改良土は30〜50日で中性域(pH=9.0以下)となり直接緑化が可能です。

特性

改良土特性

改良土は数ヶ月の養生保管後も容易に再掘削や再整形・再転圧ができ、従前の品質(強度・安全性)も維持します。
また泥土の臭気低減効果も有します。

選択

条件適合性

改良土の造成目的や農用地等安全性を優先する施工など、その目的に応じた材料をDF剤群から選択できます。

環境性・安全性

  • ・DF剤は添加剤(重金属不溶出化)が配合されており、改良土は環告第46号基準をクリアします。
  • ・改良土を使用した金魚・メダカによる安全性確認。
  • ・レストム工法研究会作成のSDS(製品安全データシート)記載事項を確認のうえ使用してください。

【金魚・メダカによる生育試験】

  • ・28日経過後 → pH=8.8
  • ・2年間の飼育観察、産卵孵化を繰り返す正常生育を確認。
  • ・DF剤改良土の環境影響がないことを実証。

強度特性

DF剤N号によるコーン試験

【DF材による土の団粒化構造の強化について】

DF剤が水と反応して結晶体を形成、ポゾラン反応が進むにつれ科学的に安定した復塩化化合物を形成する。
この復塩化化合物がエトリンガイトとともに二次的生成物となって土の団粒化構造を強固にし、土壌の長期安定化をはかる。

粒子の拡大写真(×30倍)

  • 生土
  • 水洗い

【DF材における固化のメカニズム】

本固化剤の成分は、酸化ケイ素・酸化アルミニウム・酸化カルシウムを主成分とするカルシウム他、無機の金属塩類で構成されている。DF材のメカニズムは以下のように考えられる。図は、固化のメカニズムを簡単に表したものである。
改良する土壌にDF剤を添加すると、フライアッシュの多孔質に土壌中の水分など短時間で吸収、水和反応の後エトリンガイトを生成する。その結晶は針状結晶で、連結凝結固化させることによって、針状結晶空隙に物理的吸着能を有し、重金属等の吸着空間として利用される。その形状は無数の粒子構造(多孔質粒子)をもち、フライアッシュおよび土粒子の水分を飽和状態に保持する性質があり、透水性、保水性の優れた土壌をつくる。

よくある質問

現場条件や土質によって施工方法は異なります。泥土・汚泥に関するよくあるご質問をまとめていますので、ぜひご覧ください。

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